国民健康保険の呆れた実態

国保実態その①:役人による莫大な無駄遣い

民間はどこも必死にコストダウンしているのに、お役人は相変わらず無駄遣いのオンパレード。近年発覚した、社会保険庁がらみの無駄遣い問題を復習しましょう。

宙に浮いた年金問題

不明な年金記録が数千万件あることが発覚。納付したと認められない例も多数。

役人による年金保険料の着服事件

過去40年間、33都道府県+社会保険事務所で153件判明。被害総額は約4億円。

国民年金不正免除事件

役人が、国民年金の免除手続きを勝手に行っていた。職員1,752人を処分。不正の目的は、保険料の未納率を改ざんするため。

グリーンピア等の無駄遣い問題

国内13ヶ所に作られた保養施設「グリーンピア」は、建設費だけで3,000億円の損失。

こんな事が許されていいのでしょうか?こんな無茶苦茶な事をしておいて、よくもバカ高い負担を強いているものです・・・。

実態その②:あきれた地域格差

国保は住所によって負担が違う、ということを知っていますか?同じ条件で、市町村によってどれくらい負担が違うのかを調べてみると・・・。

福岡市 616,000円 金沢市 380,000円
札幌市 574,000円 仙台市 354,000円
大阪市 533,000円 広島市 330,000円
高松市 434,000円 東京都 322,000円

※条件:所得金額400万、市民税6万、固定資産税10万、家族4人、45歳夫婦

ひどい場合は3倍の差になることもあります。負担の高い市町村も、当然病院のサービスは同じですから、とても不公平です。

実態その③:お金が足りない?それじゃ、文句が少ない人から取りましょう。

国保は毎年大赤字で、決算は以下の通りです。

・平成18年度:約3,200億円の赤字。
・平成17年度:約3,600億円の赤字。
・平成16年度:約3,200億円の赤字。
※別会計からの収入を除いた実質的な赤字。

はっきり言えるのは、

『国保は不安定で、今後さらに国民の保険料負担が大きくなる』ということ。
国の姿勢は、『中小企業、会社員、老人など、文句の出にくい人々から税金を取ろう』です。

国保を払っている人はまさに、国が負担を押し付けようとしているグループ。今後も更なる負担を要求してくるのは間違いないでしょう。

実態その④:金持ちは、ほとんど社会保険料を払っていない

金持ちは確かに多くの税金を払っています。しかし、国保・国民年金だけを考えると、ビックリする結果になります。年収500万の人と、年収1億の人の保険料を比べてみましょう。

・年収500万の人
国保・国民年金合計70万→税率は、約14%

・年収1億の人
国保・国民年金合計95万→税率は、約0.95%

実は、低所得者の方が、14倍も税率が高いのです!!

こんなことになるのは、保険料負担の上限が決まっているからです。例え年収が100億あろうと、夫婦で年間95万円以上は支払う必要がありません。

収入が多ければ多いほど、税率が下がる。

この極端な金持ち優遇が、わが国の社会保険制度です。健康保険制度を会社だとすると、不採算部門は次の2つといえます。

不採算部門1:売上の上がらない金持ち部門
不採算部門2:無駄遣いだらけの管理部門

健康保険制度が赤字なのは、老人の医療費の問題より、こっちが大きな原因かもしれません。

呆れた実態に対抗するには?